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日本のちょっと上質な暮らしのお手伝い

2025年2月26日         阪神梅田本店 7FにNEW OPEN
japanese craftmanship -TAKUMI mon.-

News

2024.12.15
開店のお知らせ
2025年2月26日 阪神梅田本店7FにOPEN
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日本のものづくりにかける想い

「日本の匠が生み出す工芸品や価値あるものづくりには、長い歴史の中で育まれた伝統と技、そして作り手の深い想いが込められています。当ショップでは、選りすぐりの逸品を通じて、そうした日本の美意識や丁寧なものづくりの魅力をお届けします。一つひとつの作品に触れることで、日々の暮らしを豊かにし、特別な時間を紡ぐお手伝いができれば幸いです。未来へ繋ぎたい日本の技と心を、ぜひ感じてください。」

素材の良さを生かしたデザイン

例えば曲げわっぱ
曲げわっぱは、秋田県大館(おおだて)市で生産されている曲物(まげもの)です。産地の名前を取り、「大館曲げわっぱ」と呼ばれることもあります。

幅広い種類があり、櫃(ひつ)や盆といった和の製品だけでなく、コーヒーカップやビールジョッキといった洋風のものも多数。国内だけでなく、海外でも高く評価されている工芸品です。

見た目の美しさが高く評価されている曲げわっぱは、良質な秋田杉の木肌と美しい木目が、多くの人を魅了しています。柔らかさを感じさせる木目は、年輪がほぼ同じ間隔になっていることが特徴です。

また、明るい印象の色合いと優美な曲線も、曲げわっぱの美しさを構成する要素。

杉は軽いため、日常の中で快適に使えることも魅力のひとつ。弁当箱などの持ち運びが多い製品でも、体に負担がかかりません。見た目の美しさだけでなく、扱いやすさにもこだわった工芸品です。

秋田杉で作られている曲げわっぱは、香りが素晴らしいことでも有名。お盆や弁当箱などを使っていると、心地よい杉の香りが癒しを与えています。

杉は吸湿性に優れているため、曲げわっぱの弁当箱や飯櫃(めしびつ)に入れたご飯は、冷めてもあまりべたつきません。通常の弁当箱は蓋の裏に水滴がついてしまい、ご飯に余計な水分が加わることも多いですが、杉は水分を吸い取ってくれます。そのため、ふっくらした状態が長く続き、いつでもおいしく食べられると評判です。

後世に伝えていきたい日本の工芸品の一品です。

長く使えるシンプルなデザイン

例えばぶどう蔓のカゴバッグ
日本では工芸品ひとつとして、熟練の職人が手仕事で作り上げる「ぶどう蔓」を素材としたかごバッグが知られています。山ぶどうの樹皮で作った籠は、耐久性に優れていることから一生ものとして愛用可能。やわらかな色合いからだんだんと色濃くなっていく、経年変化も楽しめるアイテムです。四季を通して使えるほか、着物にもカジュアルなコーディネートにも合わせられ、マルチに活躍します。

自分だけのかごを育てる。変化を愉しむ山ぶどうのかご

自然の恵みを職人の手仕事で編み上げるかごは、永く使うことでその魅力を増していきます。

変わりゆく環境の中でも伝統を繋いで

編める職人の数も減ってきてはいますが、後世に残したい日本の工芸品です。どんどんと環境が変わっていく中でも、職人たちは脈々と伝統を受け継ぎ、かごを編み続けています。そうして生み出されるかごはしっかりとしてぬくもりがあり、無くしたくないと思わせる美しい工芸品です。

技術の伝承とデザインの進化

例えば久留米絣
肌なじみの良い、綿織物独特の素材感は、久留米絣の大きな特色です。着れば着るほど、洗えば洗うほど、心地よさと風合いが増していきます。絣の芸術性もさることながら、綿素材の優れた実用性をも併せ持つ、他にはない魅力があるのです。

福岡県南部・筑後地方で作られる絣が”久留米絣”と呼ばれており、1800年頃の起源であるとされています。
久留米絣は、純正の天然藍を使って、50回以上繰り返し染め上げます。洗うたびに紺色が冴え、白色とのコントラストが一層美しく映えます。時とともに藍の変化を楽しめるのも、久留米絣独特の魅力といえます。素朴な中にもキリリとした色合い、そして藍の香りは、多くの人を惹きつけてやみません。

about「匠mon.」

日本全国の価値あるものづくりをご紹介しながら、お客様のちょっと上質な暮らしへのお手伝いができらば幸いです。

梅田阪神本店「匠mon.」では、全国の生産者とお客様を結ぶ接点として、週替わりで直接生産者が店頭に立ち、商品の魅力をお伝えいただく「イベント」と、全国の生産者が自社商品を販売する「直売所」の2つの企画、運営、管理を行うショップです。

Workshop Showcase

山形県/ぶどう蔓(つる工房 鷹山)

山形の奥深い自然の中で育まれた山葡萄。その力強い生命力と美しさを生かして作られた一品は、使い込むほどに深い艶が増し、世代を超えて受け継がれる価値を持っています。一方、笹野一刀彫は「お鷹ぽっぽ」に代表される伝統工芸で、千数百年にわたり受け継がれてきた技術と職人の心が宿っています。自然と歴史が融合したこれらの逸品は、日本の美意識と手仕事の素晴らしさを感じさせてくれる宝物です。

秋田県/川連漆器(山忠漆器)

川連漆器は約800年前、武具の漆塗りから始まり、400年前から日常使いのお椀作りが記録されています。現在も生産の6割を占める椀類をはじめ、小物から家具まで幅広いアイテムを生産する器用な産地として知られています。職人の真心が込められた製品は高品質でありながら手頃な価格で提供され、普段使いにも最適。実用性と伝統美を兼ね備えた川連漆器は、現代のライフスタイルにも調和する選ばれる逸品です。

東京都/洋服ブラシ(ブラシの平野)

1942年創業のブラシの平野の洋服ブラシは、熟練の技術と丁寧な工程で作られる逸品です。変形を防ぐための木材の乾燥や、保護塗装を重ねたブラシ板の仕上げ、用途に応じた猪毛・豚毛の選定と調合など、細部まで徹底したこだわりが特徴。特に植毛は0.1ミリの精度で職人が手作業で行い、クシ通りの良さと耐久性を実現。機能性だけでなく高い品質と使い心地で、日常を豊かにするプロダクトとして多くの支持を集めています。

和歌山県/たわし(北山正積商店)

約100年の伝統を持つ日本のシュロたわし。大量生産が主流の中、北山正積商店では50年の職人歴を持つ匠が手仕事にこだわり、「本物のたわし」を作り続けています。用途に応じた形や繊維密度、そして美しいデザインを追求し、最高品質を実現。繊維の選別や基本となる棒巻きなど、熟練の技術が詰まったたわしは、使い心地の良さと耐久性で日常の掃除を快適にし、長く愛される逸品です。

福井県/傘(福井洋傘)

福井洋傘は、地元・福井県の技術を結集し、使いやすさと美しさを兼ね備えた蛇の目傘を提供しています。丈夫で扱いやすいポリエステル生地は、伝統的な紬の風合いを再現。骨組みには軽量なカーボン製やシルエットを際立たせるスチール合金製を採用し、24本骨で優雅な曲線美を実現。持ち手と石突は、耐久性と深い艶が魅力の河和田塗り漆仕上げ。和装・洋装どちらにも合う2段階開閉式で、機能性と伝統美を兼ね備えた逸品です。

福岡県/錫製品(錫高)

錫高は、身体に優しい純度の高い「錫」を使用し、現代のライフスタイルに合うアイテムを展開する日本ブランドです。柔らかな特性を活かしたフリーサイズのジェンダーレスアクセサリーや、和洋問わず使える手触りの良いテーブルウェアを提供。普段使いはもちろん、特別なシーンにも映えるデザインと実用性を兼ね備え、日常を豊かに彩る幅広いアイテムが揃っています。伝統とモダンが融合した新しい価値を提案します。

千葉県/ビーズ細工(柏ビーズ)

ビーズの語源は「祈る人」を意味し、古来から護符や装飾品として使われてきました。日本のビーズ刺繍は、ビーズバッグの修理技術から始まり、日本刺繍の技術を融合させることで華麗で堅牢な仕上がりを実現。使用する日本製ガラスビーズは粒が揃い色むらが少なく、細かな刺繍が滑らかな手触りと耐久性を生み出します。「昭和のビーズバッグ」として流行し、質の良い品を長く愛用する日本文化を象徴する逸品として受け継がれています。

奈良県/印傳(印傳工房 南都)

奈良印傳は、天平時代に誕生し、正倉院や東大寺に国宝として残る伝統技術です。鹿革を用いた揉製技術や「本燻染」の特殊な染色法は、武家時代には武具としても用いられました。印傳工房南都は、この技法を40年以上研究し、現代に蘇らせています。丈夫で美しい奈良印傳は、歴史的価値と職人技が光るアイテムとして、現代のライフスタイルにも調和。伝統の革新で、実用性と芸術性を兼ね備えた逸品を提供します。

大阪府/和泉櫛(西出櫛工業)

西出櫛は、貝塚で長い歴史を持つ木櫛作りの職人、西出さんが手掛ける伝統の技が息づく逸品です。1970年代から木櫛作りに携わり、技術を磨き続けた西出さんは、高品質な国産つげの木を使用し、製作は一貫して手作業で行われます。その繊細な手触りや優れた耐久性は、職人の心遣いと時間をかけた精緻な技術に支えられています。木櫛は静電気を防ぎ、髪に優しく、使うほどに艶が増します。西出櫛は、伝統を守りながらも現代のライフスタイルに寄り添い、使い手に長く愛され続ける逸品を提供します。

company

株式会社 オープン・ザ・フィールド
住所 東京都足立区綾瀬4-0-15
日本全国の匠のものづくりにフォーカスしたイベントを全国百貨店の催事場や商業施設のイベントスペースにて企画・運営しています。また、全国の匠が作る商品の販売ショップの運営を行っています。